インラインスケートの種類

インラインスケートの選び方

 

インラインスケートのタイプ

 
インラインスケートの分類方法として、ここでは「タイプ」「形状」で分類します。
 
まず、タイプですが、大きく分けて「フィットネスタイプ」「アグレッシブタイプ」「レーシングタイプ」に分類されます。
 

フィットネスタイプ

フィットネスタイプ
一般的なタイプで、インラインスケートを始めるときはこれを選びます。
もともとはフィットネスが目的で利用されることが多かったことでこのタイプ名が付いていますが、いわゆるベーシックタイプのインラインスケートです。
フィットネス目的で気軽にインラインスケートを楽しんだり、スキーやスケートのオフシーズンのトレーニングに使用されることもあるタイプです。
ベーシックタイプですので、種類も豊富で多くのメーカーが出しています。
 
 

アグレッシブタイプ

アグレッシブタイプ
タイヤが小さいストリート系のインラインスケートです。
パイプでトリックを決めたり、手すりを滑ってジャンプしたりすることを目的としているときに履くタイプで、安定性が高いのが特徴です。逆に、旋回することが苦手だったり、タイヤが小さいために長距離を走るのは苦手でもあります。
また、ハードは動きに耐えられるように靴自体が頑丈な作りになっているためにやや重たくなっています。
 
 

レーシングタイプ

レーシングタイプ
タイヤが大きく、滑走性やスピードを追求したタイプです。
スピードスケート(アイススケート)のトレーニングに使われることが多くスピードを求める場合にはこのタイプが必要になりますが、タイヤが大きいことで立っているときの高さが高く、安定性には欠けるなど取り扱いは難しいため、あまり一般的ではなく、初心者には向かないタイプです。
レーシングタイプには、上記のようにカフがないスニーカーのようなタイプもあります。
 
 

その他のタイプ

ホッケータイプ
細かく分けていくと、その他にも、上記の画像のローラーホッケーをすることを目的とした「ホッケータイプ」や、スラロームなどの旋回性を高めた「フリースケートタイプ」などもあります。
 
 

インラインスケートの形状

 
靴には、ソフトタイプとハードタイプと分類することも出来ます。
ハードタイプ(ハードシェル)とソフトタイプ(ソフトシェル)は、その名前の通り、固いタイプと柔らかいタイプです。
 
ハードシェルタイプ
 
このページの最初に説明をした「フィットネスタイプ」の画像は「ソフトシェルタイプ」ですが、上記の画像は「ハードシェルタイプ」になります。
 
ハードタイプはスキー靴のイメージですね。
かつてはインラインスケートも、スキー靴のように固いハードタイプでバックルで足をしっかりと固定するタイプが主流でしたが、最近ではソフトタイプの性能も向上してきたことで、そもそも快適性が高いソフトタイプが主流となってきています。
 
スキーのオフシーズンのトレーニング用に利用するならばハードタイプを選ぶことになりますが、それ以外の方であればソフトタイプを選んで何も問題ありません。
そもそも、ほとんどがソフトタイプになっていますので、ハードタイプを選ぶ方が難しくなってきています。
 
 
ちなみに、メーカーによっても違いがあります。(メーカーについては「インラインスケート・ローラースケートの選び方・インラインスケートのメーカー」で触れています。)
Rollerblade社の製品はソフトタイプの靴であっても足を固定できるようにしっかりとしたホールド感がある作りになっていて、K2社の製品は履き心地が優先された柔らかい作りになっています。
そのため、使っているうちに K2社の場合はより柔らかくなっていきますが、Rollerblade社の場合はあまり柔らかくはならないそうです。
そのため、実際に試し履きして見たときに、K2社の場合はちょっと窮屈かな?と思っても徐々になじんでくる場合がありますが、Rollerblade社の方は最初の感覚とあまり変わっていかないそうですので、Rollerblade社の方を買うときはぴったり合ったサイズのものを最初から探す方がいいでしょう。
いずれにしても何かが当たった感覚がありちょっと痛いと思うことがあるときは違う靴を選ぶ方が無難です。
 
 
実際に試し履きをして購入することがベストではあるんですが、試し履きが出来ないネットで購入する場合は、靴に柔軟性がある K2の製品を選ぶ方が無難かもしれません。
 
 

選ぶべきインラインスケート

 
と言うことで、これから始めるという方は「フィットネスタイプ」の「ソフトタイプ」を選ぶことになります。
フィットネスタイプであっても設定を変えることで旋回性を高めることも出来ますので、これから始める方は「フィットネスタイプは万能」っていうことで問題ありません。
 
 
 
前へ:インラインスケートとは?
次へ:インラインスケート・ローラースケートの選び方

タイトルとURLをコピーしました